保湿の順番を変える——化粧水を2〜3回に分ける「スキンフラッディング」
乾く肌に足りないのは量ではなく保湿の順番。化粧水を2〜3回に分けて重ねる韓国発「スキンフラッディング」を、日本の重ねづけ文化と接続して解説。
乾く肌に足りないのは、量ではなく順番かもしれない——。冬場やエアコンの効いた部屋で「保湿しているのに乾く」と感じたことはありませんか。実はそれ、使っている化粧品の性能不足ではなく、塗る順番と肌の水分状態のズレが原因のことがあります。英語圏TikTokと皮膚科医の間で2024年以降広がっている「Skin Flooding(スキンフラッディング)」は、まさにその順番を組み替えるだけの手法。日本語では「保湿の重ねづけ」として既に馴染みのある習慣ですが、韓国スキンケア由来の理屈と手順が加わることで、家にある化粧水と美容液の効き方がぐっと変わると言われています。
保湿の順番を体系化した手法——スキンフラッディングとは?
スキンフラッディング(skin flooding)は、化粧水やエッセンスで肌を湿らせた状態のまま、ヒアルロン酸・グリセリン・ポリグルタミン酸などの保湿成分を含む美容液を重ね、最後にクリームやオイルで密封するレイヤリング手法とされています。英語圏では皮膚科医監修の解説記事(ReachMD『Skin Flooding: A Dermatologist's Guide』ほか)が複数公開されており、乾燥肌・敏感肌の水分保持を助ける手順として紹介されています。一方、日本語での検索需要は現時点でほぼゼロ。ただし「化粧水 重ねづけ」「保湿 順番」といったクエリでは、コーセー米肌など国内メーカーの解説記事が上位に並び、実践としては既に根付いているのが実情です。つまり日本では「名前だけがまだ来ていないトレンド」と言えます。
なぜ日本の乾燥する冬とエアコン環境に保湿の順番が効くのか
日本の冬は湿度が30%を切る日も珍しくなく、加えて一年を通じてエアコンにさらされる時間が長いのが特徴です。乾燥した空気の中では、塗った直後に肌が湿っていても、水分は表面から逃げていきます。スキンフラッディングの肝は「肌が湿っているうちに次を重ねる」こと。湿った肌にヒアルロン酸などの保湿成分をのせると、成分が水分を抱え込みやすく、最後に油分でフタをすることで蒸発を抑えられると言われています。これは日本で古くから知られる「化粧水を数回に分けて重ねる」習慣と発想がほぼ同じで、韓国発の手順は既存習慣を否定するものではなく、順序と理屈を整理したものと捉えるとわかりやすいでしょう。グローバル美容トレンド2026で紹介した「Barrier-first(バリア機能重視)」の潮流とも地続きです。

保湿の順番のやり方——5ステップで整えるスキンケアルーティン
以下の順で、各ステップの間に肌を乾かしきらないことが重要とされています。
- 洗顔後、タオルで軽く押さえる程度に留め、肌に水分を残す。
- 化粧水またはミストを手のひらで顔全体に。ぱしゃっと惜しみなく使う。
- 肌が湿っているうちに、ヒアルロン酸・グリセリン・ポリグルタミン酸などが入った保湿美容液を重ねる。乾燥が強い日は2〜3回に分けて。
- 仕上げにクリームで油分の膜を作り、水分の蒸発を防ぐ。エイジングサインが気になる方はスロー・エイジングの観点でセラミド配合も検討。
- 朝は日焼け止めで締め、夜は必要に応じてフェイスオイルを1〜2滴。 手持ちのアイテムで揃わない場合は、化粧水から保湿液までが一続きで組まれたトライアルセットを使うと、この「湿ったまま重ねる」手順をそのまま試せます。乾燥や年齢サインが気になる方向けでは、**オルビスユー ドット**のトライアルがその構成にあたります。いずれも1,000円台のトライアルセットで、化粧水〜保湿液までの一連の流れをまとめて試せます。※効能・効果には個人差があります。刺激を感じた場合は使用を中止し、皮膚科医にご相談ください。使用前のパッチテストを推奨します。

まとめ:保湿は量より順番。今夜の洗面所から変える
スキンフラッディング(skin flooding)は、新しい化粧品を買い足す前に、今持っているアイテムの「順番」と「肌の湿り気」を見直すだけで始められる手法です。乾燥がつらい季節、まずは今夜の洗顔後にタオルで拭きすぎず、化粧水を2〜3回に分けて重ねてみてください。それでも物足りない場合は、下記の**オルビスユー ドット**のトライアルセットから試せます。肌質は人により違うため、まずは少量で試し、異常があれば皮膚科医にご相談ください。乾燥ケアをさらに広い視点で捉えたい方は、スロー・エイジングと2026年の世界の美容トレンドも併せてどうぞ。
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