メインコンテンツへスキップ

カテゴリ: お金・AI

「お金ない」が恥ずかしくない時代へ——米国発「Loud Budgeting」とは

「お金ない」が恥ずかしくない時代へ——米国発「Loud Budgeting」とは

hook

「お金ないから」って言うのが、なんとなく気まずい——そんな感覚、ありませんか。米国のZ世代とミレニアル世代の間に、その空気を変える考え方が広がっています。名前は「Loud Budgeting(ラウドバジェティング)」。TikTokタグの再生回数は2024年末時点で1.4億回を超え、日本ではまだほとんど語られていないコンセプトです。

data

Loud Budgetingという言葉は、2024年1月にTikTokerのLukas Battle(@lukasbattle)が投稿した「今年のテーマはLoud Budgetingにしよう」という動画から広まりました。#loudbudgetingタグは急速に拡散し、派生語として「#noyearmas(クリスマス出費削減)」「#girlmath」なども生まれています。日本でのX/Twitter上の日本語投稿数は、まだ数十件程度にとどまっています(2024年末時点、Tokyo Decoded編集部調べ)。

explanation

Loud Budgetingのコアにあるのは、節約を「恥ずかしいこと」ではなく「価値観の表明」として扱う姿勢です。誘いを断る時に「お金がないから」と言うのではなく、「Loud Budgetingしてるから」と言う——それだけで会話の空気が変わります。なぜ今この考え方が広まったのか、背景には3つの流れが見えてきました。①インフレ・物価高によって節約が「当然」になった、②SNSでの見栄消費への疲弊、③「ハッスル文化(Hustle Culture)」への反動——「努力で稼ぎを増やす」より「賢く貯める」を価値観として表明する流れです。

practice

日本のミレニアル世代にも、応用できる場面は多くあります。飲み会を断る時に「Loud Budgeting中で」と伝える、ご祝儀の金額を絞る時に「家族でLoud Budgetingを決めた」と話す、服を買わない月を「Loud Budgetingの月」と名付ける——言葉を持つことで、選択が自分のものになります。共働き・物価高・将来不安という状況は、日本のミレニアルにとっても他人事ではありません。具体的な実践ツールとして、私たちが作成した「Digital Kakeibo」テンプレートも参考にしてみてください。

cta

Tokyo Decoded編集部では、Loud Budgeting × 家計簿アプリの実践ガイドを「Digital Kakeibo」テンプレートとしてまとめています。メールアドレスを登録すると無料でダウンロードできます。また、マネーフォワードME・Zaim(A8.net経由、PR)など、日常的な家計管理に役立つツールも合わせてご紹介しています。